2016年の移住希望先ランキングで、秋田県は20位でした。
NPO法人ふるさと回帰支援センターが2月21日に発表したもので、同センターが運営する「ふるさと暮らし情報センター」の相談者やセミナー参加者へのアンケート調査を集計したものです。
2016年移住希望地域ランキング公開(NPO法人ふるさと回帰支援センター)
新聞報道では、前年の8位から下落、と書かれていましたが、1位を目指して全ての人に受け入れられそうなことに取り組むのではなく、本県への移住を希望する方が実際に移住できるようにすることが、本県にとっても、移住希望者にとっても大切なことかと思います。
全国でみると、20代から30代の相談が多く、他の年代に比べてUターンの割合が高くなっています。
これだけを見ると、進学や就職で本県から出て行った若者が、Uターンしやすいようにすることが重要だということになりますが、実際には、本県への移住を希望する方々の属性を分析しなければ分かりません。
いずれにしても、本県の魅力は何か、移住を希望する人や移住してきた人の声を基に明らかにして、分かりやすく伝えていく必要があると思います。
秋田県には秋田県の魅力があるはずなので。
いいことばかりではなく、足りないものも含めてですね。
考えようによっては、それも魅力の一つになり得ると思います。