身近で人が倒れたら・・・ためらわず救命措置を(秋田魁新報から)

5月12日付けの秋田魁新報に、身近で人が倒れた場合に、どのように対応したらいいのかが掲載されていました。

心臓が止まっても助かる確率は、止まってから1分間に10%ずつ下がり、5分後には50%になってしまうとのこと。救急車が到着するまでの平均時間は、通報から約8分なので、倒れてからすぐに、そばにいる人が行動を起こすことが重要です。

私が子どもの頃に亡くなった父親のときは、倒れてから通報まで5分をはるかに越えてしまい、私も母も心臓マッサージ(胸骨圧迫)の知識を持ち合わせていなかったので、残念な結果となってしまいました。

あれから32年、何度も講習会で学びましたが、時代の移り変わりとともに、少しずつ考え方も変わってきているようです。

胸を押したことで命に関わるようなことは起きないそうですので、日本蘇生協議会のガイドラインでは、呼吸があるかどうか分からなくても、心臓が止まっているかどうか分からなくても、大きな声で呼びかけて返事・反応がなければ、すぐに心臓マッサージ(胸骨圧迫)を始めても構わないとされています。というよりも、迷って処置が遅れることのないように、ひるまずに胸を押してほしいとのことです。心肺が動いていれ、心臓マッサージが必要なければ、マッサージの手を振り払おうとするなどの反応があるので、そうしたときはマッサージを止めればいいそうです。

なお、心臓マッサージを始めるとともに、119番通報し、AED(自動体外式除細動器)を探してもらってください。

こうした記事を読むたびに、あのとき分かっていれば、親父は死ななくて済んだのかなぁと落ち込んだりしますが、悲劇を少しでも少なくするために、知識を身に付け、ためらわずに救命措置ができるようにしたいと思います。

大相撲巡業の土俵上で地元市長があいさつ中に倒れた際、すぐに救命措置を始めた女性に敬意を表するとともに、私も見習いたいと思います。

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