平成29年11月定例会 請願第15号に関する総務委員会の会議録(H29.12.18)

請願第15号 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市への配備反対に関する決議について の総務委員会(平成29年12月18日)の会議録(秋田市議会WEBサイトから転記)

○菅原琢哉委員(秋水会)

 請願者の気持ちと感情はわからないでもないのですが、内容をしっかり読みますと、おかしいところが見受けられます。

まず、「この配備計画は私たち秋田市民30万人の命を盾とする」とありますが、秋田市には既に陸上自衛隊秋田駐屯地がありますので、この配備計画をもって30万人の命を盾とすることではないと思います。

また、「イージス・システムでは効果は期待できない」とありますが、効果が期待できないものに国が予算計上することは考えられません。

さらには、「近代戦において軍事的戦略にはまず目を使えなくし」、などいろいろありますが、もう近代戦において攻撃されるということは戦争状態ですから、矛や盾と言っている場合ではないのです。

また、「「イージス・アショア」が配備されることにより、紛争相手国からの攻撃を誘発する」ということを書いておりますが、少しいかがなものかと思います。イージス艦はもう既に何隻も日本にはありますので、その地上型ミサイル迎撃システムが2基配備されるからといって、紛争の相手国からの攻撃を誘発することにはならないと考えます。

また、今定例会の一般質問における答弁でもありましたが、一義的に国が決めることでありますが、秋田市が日本を守る、東日本を守るという気概を持ちたいと思います。

加えて、本市議会が「「非核平和都市宣言に関する決議」をしている」ということもありますが、非核とは、本請願の配備とは全く関係ない話であります。以上のことから、不採択です。

○武田正子委員(公明党)

 今定例会の一般質問で市長も答弁されておりましたが、一義的には国が決めることなので、これには不採択です。

○武内伸文副委員長(そうせい)

 このイージス・アショアについて、洋上ではなく、地上に配備することの意義について、説明をまだ受けていないということと、もっとほかにやり方があるのではないかというところもあります。

また、この請願にも書かれていますが、配備した後にも、市民にとっていろいろなリスクがあるのではないかという大きな不安もあります。一方で、情報が開示された後で、不安が払拭される可能性もあるということで、当会派では実際に意見が分かれております。

会派の大多数は前者であり、リスクがあり得るもの、また、ほかに代替の余地がある中で、この市民に近いところに配備されることには反対ということで、採択としたいと思います。

○花田清美委員(市民クラブ)

 現時点において、国の方針等がしっかり明示されていないので、継続審査といたします。

○鈴木知委員(共産党)

 このことについては、市民の不安などのリスクの払拭にこたえ切れないと思いますので、採択です。

【以上の説明、意見の後、初めに継続審査について諮ったところ、賛成少数(賛成:花田清美、反対:武内伸文、鎌田修悦、菅原琢哉、佐藤宏悦、小松健、武田正子、鈴木知)により、継続審査は否決された】

(意見)

○花田清美委員(市民クラブ)

 不採択とします。

【以上の意見の後、採決の結果、賛成少数(賛成:武内伸文、小松健、鈴木知、反対:鎌田修悦、菅原琢哉、佐藤宏悦、花田清美、武田正子)により、不採択すべきものと決定した】

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