継続審査でいいのか?イージス・アショアに関する請願(H30.12.12)

今日の午後から開かれている総務委員会において、イージス・アショアに関する請願が審査され、継続審査すべきものとなりました。

請願第17号
地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の
陸上自衛隊新屋演習場への配備計画の撤回に関する決議について
(平成30年11月22日受理)

(参考)「イージス・アショア」配備計画撤回の決議を求める請願が提出されました(藤田まこと公式WEBサイト)

傍聴席が満席となり、別室(正庁)のライブ中継で表決の行方を見守る傍聴者の方々

初めに各会派から意見を述べたところ、

秋水会(3名):継続審査
公明党(1名):継続審査
そうせい(2名):採択
市民クラブ(1名):採択
共産党(1名):採択

となり、継続審査すべきか否かの表決がとられ、継続審査に賛成4名、反対4名の可否同数となり、委員長の採決により、継続審査すべきものとなりました。

継続審査と主張した秋水会(菅原琢哉議員)の意見は次のとおり。

国は国民の生命と財産を守るため、有事に備え、この度の、イージス・アショア配備の方針を打ち出した。一方、新屋勝平地区振興会では、有事の攻撃と電磁波を憂いており、双方の思惑は平行線と思われる。この定例会冒頭の市長説明で、市長は国に対し、各調査結果の説明を受け、市独自にしっかりと検討・検証するとしている。また、県議会は、県議が視察した設置現場の報告会を開くと聞いている。まずは、それらを含め、あらゆる情報、調査結果を十分踏まえることが肝要であり、現時点では、全体像が全く見えていない状況である。よって、本定例会での判断には至らない状況であり、会派としては、継続すべきものとする。

同じく、継続審査を主張した公明党(武田正子議員)の意見は次のとおり。

地元の不安は十分に分かる。今、防衛省が調査を始めたばかりであり、調査が終了し、住民の不安が払拭され、安全・安心が確保できるという、納得できる説明がなければ賛成しかねる。よって、調査が終了するのを待つということで、継続とする。

継続審査とは、今定例会閉会後も、委員会を開催して審議することであり、単に結論を先送りすることではありません。

判断材料が不足しているというのならば、現時点で、撤回を求める決議をすべきではないとして、この請願を不採択にすればいいのであって、先送りにする必要はありません。

どんなに調査したところで、住宅地、学校、福祉施設、公共施設等に近接している事実は変わらず、住宅密集地に軍事基地は要らない、と地元振興会で決議したと、この請願には書かれています。

調査結果を待つことなく、現時点でどう考えるのかを議員は明らかにする必要があるのではないでしょうか。

噂では、次の2月定例会でもこの請願を継続審査とし、統一地方選の争点にならないように先送りするとの情報もあります。

佐竹知事は「地元の判断を一番尊重すべきだ」とし、穂積市長は「民意を代表している議員の議論も参考にする」と延べ、市議会は判断を先送りにし、責任逃れ選手権とも呼べる情けない構図になってきました。

私自身は、責任逃れをすることなく、腹をくくって、自分にやれることをしっかりとやっていきたいと思います。

12/20(木)の本会議で、今日の総務委員会とは異なる結論になることを祈りながら。

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