予算決算委員会に、補正予算案の修正案を提出しました(H28年11月定例会)

予算決算委員会に、補正予算案の修正案を提出しました。

県・市連携文化施設の整備について、まだまだ議論が必要だと思いますので、無理にこのまま進めず、一度立ち止まって、市民の皆さまの声に耳を傾けながら考え直しましょうということで、文化施設の整備に関連する予算を削除する修正案です。

修正案のPDFファイルはこちらをクリックしてください。

予算決算委員会で説明した、修正案の提案理由は次のとおりです。

議案第149号平成28年度秋田市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案について御説明いたします。
お手元に配付してあります資料の3ページをご覧ください。そこに記載の修正案のとおり、歳入歳出予算補正の歳入及び歳出をそれぞれ807万3,000円減額するとともに、債務負担行為補正の内、県・市連携文化施設整備推進経費5,759万5,000円の項を削除しようとするものであります。

(中略)

次に、修正案提出の理由について御説明いたします。

県・市連携文化施設の整備は、現在策定中の中心市街地活性化基本計画の中核事業として位置付けられ、同計画の5つの目標値のうち、行きたい街に関する2つの目標値、平日・休日の平均の歩行者・自転車通行量、及び、芸術文化施設利用者数、の達成によるまちのにぎわいづくりに寄与するものであります。
これから50年、60年と、市民生活や本市のまちづくりに大きな影響を与える、大変重要な事業であり、多くの市民の参画と理解を得ながら進めるべき事業であります。

しかしながら、本施設の整備計画(案)に対する意見募集結果や総務委員会での厳しい質疑、また、県議会の動向に関する報道や市民の方々からお聞きするご意見などを総合的に判断すると、現在の整備計画(案)のまま事業を進めることには問題があります。

本市の文化施策の推進にあたっては、本市の歴史、風土等の特性に応じた文化芸術施策を策定し、県・市連携文化施設を積極的に活用しながら、その施策をどう推進していくのかということについては、議論が不十分であります。

また、市の実質負担額を抑えることは、事業の推進にあたり大変重要なことですが、費用を負担するのは、国・県・市であり、その財源は全て、私たち市民が納めている税金であります。
実質負担額からの議論だけではなく、多額の税金の投入に見合った計画なのかどうかについて、さらに精査が必要であります。

このほか、隣接の秋田和洋女子高等学校の敷地の活用について、公共施設の用地として適切かどうかなど、様々な議論がある中で、今、県・市連携文化施設整備推進経費を認めるということは、現在の整備計画(案)を了承することになります。

しかしながら、これまで述べたとおり、整備計画(案)には、まだ議論すべき点が残されております。

県議会においても、整備計画(案)とは異なる考え方も出てきております。

文化施設は、60年に渡って使う施設です。私たちの子どもの代、孫の代まで使い、本市のあり方に大きな影響を及ぼすものです。
作ってしまってからでは、やり直しはできないことから、ここで一度立ち止まり、本市のまちづくりをどうするのか、そこに文化施設をどう位置付けるのか、文化施設を具体的にどのように活用して中心市街地のにぎわいを取り戻すのか、本市の特性に応じた文化をどのように振興していくのか、などなど、もう少し時間をかけて、市民の声に耳を傾け、市民と共に考え、市民に選択肢を示すべきであります。

こうした理由から、本補正予算案を減額する修正案を提出したものであります。

よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。

カテゴリー: 委員会, 文化施設に係る修正案(H28年11月定例会) パーマリンク