ブログ

新屋演習場へのイージス・アショアの配備に秋田市議会としての意思表明を! 決議(案)を作成中です(H31.2.23)

(上の動画と以下の文章は同じ内容ですので、お好きな方をご覧ください。)

イージス・アショアの受け入れ可否について、佐竹知事は「地元秋田市の意向が重要だ。市の意向を飛び越えることはない。」と述べ、穂積市長は「市議会の判断を重視する。」と述べていました。

演習場近隣の新屋勝平地区振興会が、新屋演習場へのイージス・アショア配備撤回を決議するよう市議会(平成30年11月秋田市議会定例会)に請願を提出しましたが、最大会派秋水会(自民党系)と公明党秋田市議会の多数派により、国の調査結果を検証してから判断すべきとして、請願は継続審査とされました。

これを受け、地元の秋田魁新報の社説(平成30年12月14日付け)では、「ただ防衛省の調査結果を待つというのでは、同省が結果を踏まえて4月以降に出すとしている配備の是非の結論を、そのまま受け入れることにつながりかねない。市議会は速やかに採決し、態度を表明すべきである。」とし、「判断を先送りするのでは、議員としての役割を放棄することにならないか。」と疑問を呈し、「秋田市議会も住民意思をしっかり受け止め、地元の将来を見据えて判断しなければならない。」と提言しています。

全くそのとおりだと思います。

議会として判断することを避けたように見えたからでしょうか、今定例会(平成31年2月)には、イージス・アショアに関する請願が2件、陳情が6件、合わせて8件が新たに提出され、議会としての判断を迫られています。

この請願・陳情をどう審査するのか、提出者の思いをどう受け止めるのか、議会として、議員として秋田の将来をどう考えるのか、ということが市民の皆さまに問われているのだと思います。

4月に統一地方選挙を控えるいま、有権者の皆さまには、投票時の判断材料として、個々の議員の考え方を明確に示す必要があります。イージス・アショアも例外ではありません。

穂積市長も、昨年の11月定例会での一般質問に対し、「選挙のテーマになる」と延べ、「市民や県民は(選挙を通じて)意思表示できる」と答弁しています。

やはり議会は、提出された請願・陳情を審査するだけではなく、今こそ、自ら、その意思を明確に示すべきなのです。

そこで、議会として意思表明するための決議(案)を作成しました。新屋演習場へのイージス・アショアの配備に反対するという内容です。

私が所属する会派の了承が得られれば、議会運営委員会に提出いたします。そこで、他の会派の賛同が得られれば、本会議で可決されることになります。

議会運営委員会は全会一致がルールなので、この決議を実現するためには、この案文に拘らず、他会派との協議により、必要に応じて表現などを修正したいと思います。

しかし、例えば、「住民の理解が得られないまま配備を強行することには反対」というような、住民に判断を丸投げして議会としての判断を避けるような内容にはできないと考えております。

果たして、全会派が合意できる着地点を見出すことができるのかどうか。容易ではありませんが、頑張りたいと思います。

以下、作成中の決議(案)を掲載します。


住宅密集地近隣へのミサイル基地設置に反対する決議(案)

 政府は、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備について、本市に所在する陸上自衛隊新屋演習場を最適配備候補地と決定し、電波環境調査や地質・測量調査に着手しました。しかし、市民の不安の第一は、数々の請願・陳情にも訴えられているとおり、住宅密集地の近隣にミサイル基地が建設されることにより、テロや有事の際の攻撃に巻き込まれることへの懸念であります。

 どのような調査を行おうとも、どのような調査結果が出ようとも、配備候補地が、住宅、小中学校、高等学校、福祉施設、公共施設等が集まる住宅密集地に隣接しており、県庁や市役所、商業地域、工業地域などの本市中心部に近接しているという事実が変わることはありません。

 新屋演習場にミサイル基地を設置することが、これまで本市が進めてきたまちづくりの将来像に合致するのか、住民が進めてきた地域づくりと矛盾しないのか、これは、私たち秋田市民が暮らす地域の将来像をどう描くかという、子孫の代にまで至るまちづくりの問題であり、いまを生きる私たちに大きな責任があります。

 よって、国防は国の専管事項であるからと、国の判断にただ従うのではなく、市民の思いを正面から受け止め、これまで築き上げてきた平和で住みよい郷土を子や孫たちに手渡したいという気持ちに寄り添うことが、秋田市議会のありたい姿であると考え、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」を陸上自衛隊新屋演習場へ配備することに対し、反対の意思を表明します。

 以上、決議します。

PAGE TOP