時勢に応じて自分を変革しろ

幕末の志士、坂本龍馬のことば。

秋田魁新報の連載「きょうの言葉」(2018年5月11日掲載)から。

「技術立国」と呼ばれ、日本の技術は世界一だと思う人も多かった。

現実がそれほどでなくなった後も、そう思いたい人たちがたくさん残った。

中国や韓国には負けない。大した根拠もなく、そう信じている人たちがたくさんいた。

世界の中で、日本だけが特別だと思い込み、それがそのまま続いていくことを、疑わない人がたくさんいたからだろうか。日本は、自分を変革することができなかったようだ。

人生の先輩たちに「昔は、岩手や山形に負けることはなかったんだ。スポーツでも経済でも。秋田はすごかったんだ。」と聞かされることがよくある。

「昔の川反はすごかった。人でごった返していて、歩いていると、肩と肩がぶつかるくらいだった。」という話もよく聞く。

昔のことは先輩に聞くしかない。自分の知らない歴史を聞くことは勉強になる。が、ほとんどの場合、「昔は良かった」までで話は終わる。昔のような勢いのある秋田に戻ってほしいという強い願いの現れだと思うが、「では、どうすればいいのか」を考えるとき、昔を知らない世代としては、昔と比べて、今の秋田のどこにどのような問題があるのかを知りたい。

データや情報収集から、他県や他市町村との比較はできる。そこから課題を見つけることもできるだろう。しかし、昔は、他県に負けることはなかった秋田が、今は負けているとしたら、今を比較するだけではなく、自分たちの歴史を振り返ることも大切だと思う。

変革すべき点を見つけ出し、恐れずにチャレンジしていきたい。

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